恋する気持ちを清楚に変えたギリシャ神話の花 レースフラワー

ギリシャでは、神話の中にもたびたび登場するレースフラワーは、かすみ草と人気を2分しているとも言われます。派手好きで自由奔放で気ままに暮らしている乙女がいました。ある控えめな青年はその乙女に恋しますが、あまりの個性の違いになかなか親しくなることができません。次第にその青年に魅かれていっていた乙女は、青年に見合う白い花のような清楚さを身に着けたいと願うようになり変化していきます。ところが、その二人の様子を嫉んだ人たちの策略で、その青年は別の女性と婚約させられてしまいます。とても気落ちした乙女は、がけから身を投げようと岸壁に近づきますが、そのことを知った青年が止めに行きます。その時、青年の足が滑って転落しかけた所、乙女もともに落ちてしまいました。その様子を哀れに思った神が、青年を白いユリに、乙女をレースフラワーに変えたという話です。

レースフラワー(laceflower)