初夏に咲く紫の花は、アヘンを含むオピウムポピー

紀元前5年頃から栽培が始まったと言われる古い歴史を持つオピウムポピー。スイスの遺跡で種子が発見されていることや、エジプトでは薬草として栽培されていた記録が楔形文字で残されています。オピウムポピーの薬用利用は、エジプトからギリシャに渡り、ローマ帝国からヨーロッパ全土に広まりました。この時期イギリスは、インドを植民地に持っていたので、オピウムポピーの大々的な栽培を行っています。成長したオピウムポピーは、アヘンとして中国に経由で輸出されていきます。多くの国では、アヘン等の採取を目的としない園芸栽培については規制されていないので、花を楽しむことができます。

オピウムポピー(opiumpope)