「悪しき実」と呼ばれても、仏事でも寺院でも重宝されるシキミ

和名で「シキミ」と呼ぶのは、毒性のあることから「悪しき実」と呼ばれていたことに由来します。実際に、ドイツでは一家4人がシンガポールでは79人が、粉末のシキミの混入したカレーなどを食べて中毒症状を起こしたという事件がありました。実際には、香辛料に使われるスターアニスのはずが間違って利用されていたとのこと。漢字では「樒」と書きますが、漢字を分散する形が、山岳仏教と似ているとも言われ、仏事に使われる花になったと語られてきました。

シキミ(illiciumanisatum)