時計の国スイスの山を守ってきた黄色いリンドウ「ゲンチアナ」

薬草の宝庫と言われるスイスやヨーロッパでは、ゲンチアナが利用することが多くあります。薬膳の場合もあれば、フランスやヨーロッパアルプス地方では、スーズやエンツィアンのようにお酒を造る際にゲンチアナを使用してきました。スイスのレマン湖地方で、16世紀の宗教改革から逃れた人たちが、この渓谷で生活し時計産業を発展させました。その際の緻密な作業にストレスや病を抱えた人が、ゲンチアナを薬用や食用として生活していました。また、時計を作る際の部品を研磨する作業のために、茎を乾燥させたものを使用しています。年配の方は「時計のための草花」と呼ぶこともあったそうです。

ゲンチアナ(gentian)