ダブル不倫 終わりにしようと思いつつ別れられない理由

既婚者同士の不倫。いわゆる「ダブル不倫」が増加傾向にあるといわれています。その特徴のひとつは、なかなか別れられないこと。ダブル不倫には、お互いに戻るべき基地「家庭」があります。そのため、片方が既婚者の不倫にありがちな「奥さんといつ別れてくれるの?」とか「奥さんにバラしてやる!」とかいうリスクがほとんどないんです。家庭を壊してゴールインしたいと思っているケースも稀で、お互いに「家庭を守りつつ」という範囲で恋愛をしているので、相手に求める欲求レベルもほぼ同等。お互いのタブーを理解しているし、家庭優先の都合を責め立てたり嫉妬することもない。そういう意味でダブル不倫はトラブルの少ない不倫かもしれません。
でも!そんな美味しいとこ取りな話しなんてないわけで、ダブル不倫は発覚した時のリスクがハンパないんです。特に慰謝料に関しては、自分の配偶者と相手の配偶者にダブルで支払うというペナルティも珍しくありません。もちろん家庭崩壊の可能性も高いですし、失うものの大きさは通常の不倫以上。そして、お互いの家族を欺いているという罪悪感も2倍です。
それなのに、なかなか別れられないダブル不倫。その理由について掘り下げてみましょう。

体の相性が良すぎる

セックスレス大国の日本の夫婦で、週一熱烈満足セックスが行なわれているケースはほとんどありません。パートナーとのセックスに飽きがくるとか、家族という目でしか見られなくなりパートナーに欲情できないとか、単純に年齢や性欲の問題だったりとか、理由は様々ですがひと言でいうと「夫婦間の性生活の満足度は低い」です。
ダブル不倫が多い年代は特に30〜40代。これは女性の性欲のピークとリンクしていますし、男性はそもそも種をまき散らかしたがる性質を持つので本能的に多数の異性を関係を持ちたがります。そんな時に「なにこれ!」という相性ピッタリの肉体関係を経験してしまったら、簡単に忘れられるものじゃありません。だって、性欲は本能ですから。
理性では良くないとわかっていても、自然と体が求めてしまう。良いセックスは、精神的な快楽も与えてくれます。風俗とは違った中毒性に溺れて、別れられなくなるケースは珍しくありません。

恋愛が新鮮すぎる

いつまでも恋人同士のようなラブラブ夫婦というのも存在しますが、多くの夫婦はそうではありません。恋愛していた頃のトキメキやドキドキは、年月と共に薄れていくのが実情ではないでしょうか。時には「自分はこの先ずっと恋愛の刺激を味わうことなく終わるのだろうか」という寂しさが心をよぎることもあるでしょう。ダブル不倫という不貞な関係といえども、そんな時に甘い言葉を囁き合ったり、異性としての魅力を褒められたりしたら誰だって嬉しいものです。不倫相手は「妻」「母」以外の目で自分を見てくれる唯一の人。自由に恋愛ができる未婚者よりも、恋愛がタブーとなった既婚者の方がその刺激を感じやすいのかもしれません。そんなふたりがハマるのがダブル不倫です。この関係を失ったら、またマンネリの毎日に戻る次は二度とないかもしれない。そんな思いから別れに踏み切れないケースも多くみられます。

ローリスクと錯覚しすぎる

ダブル不倫増加の理由は、既婚女性の社会進出で夫以外の男性との関わりが多くなったこと。そして、出会い系や婚活サイトなどのSNSといわれています。ドラマの題材として見かけることも多く、数年前に比べてダブル不倫は珍しいものではなくなりました。むしろ「同じ立場同士で理解しあえる」「お互い本気じゃないので気楽に遊べる」など、メリットまで謳われるようになりました。そういう情報が蔓延するにしたがって、家庭を壊さないという暗黙の了解のもと、お互いさまの関係を続けるのはローリスク!と錯覚するも多くいます。本当はそうでないにしろ、その錯覚に陥っているうちは、別れる理由を見つけられず延々と関係を続けてしまうものです。

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豆川あんこ

広告代理店勤務を経てフリーのライターをしています。こじらせ気味な人生と、落ち着きのない恋愛経験を活かして、あるあるな記事を執筆しています。