“デジャヴ”はなぜ起きる? 原因とその意味

「あれ?この光景、なんか見覚えがある…」
ふとそう感じて、しばらく様子を見ていると…
「やっぱり!見た通りのことが起こった!」

皆さんには、こうした経験はありませんか?

私も何度も経験があるので、自分で書きながら自分で頷いているのですが、これはいわゆる「デジャヴ」と呼ばれる現象です。
日本語では「既視感」と言われるものですね。



何とも不思議なこのデジャヴという現象は、何か原因で、どのように起こっているのでしょうか?

デジャヴが起きるのはなぜ?

これに関しては、いくつかの説があります。

潜在意識の記憶

これは、「本人に自覚はないが実は潜在意識が記憶していて、それが思い出された(顕在意識に浮上してきた)ことで起こる」という説。
顕在意識には上がってきていないだけで、実際には自身の潜在意識で記憶しているということですね。
潜在意識は顕在意識よりも遥かに容量が大きいとされていますから、「実は潜在意識では覚えている」ということもあり得る話ではありそうです。

記憶のエラー

私たちが何かの体験を思い出す時、その体験そのものをもう1度体験しているだけではなく、実際には脳内で記憶を組み立てて再現しています。
また、そもそも私たちは、何かの体験を記憶する際、その出来事自体に意識を向けてしまいがちで、
「いつ」「どこで」といった情報は、はっきり覚えていないことも多いのです。
大人になっても忘れられない幼少時の体験があっても、それがどこで、何年何月何日の何時何分に起こった…といったことまではなかなか覚えていないですよね。

そうした理由から記憶のエラーが起こってしまい、それがデジャブにつながるという説です。

予知夢

これは、あまり説明は必要ないかもしれませんね。
はっきりとは覚えていないだけで実は予知夢を見ており、それが的中して実際にその出来事が起こった…とする説です。

眉唾もののように感じるかもしれませんが、スピリチュアルの観点で見ると、「思考が現実を作る」という側面もあります。
よって、その表れ方のひとつとして、予知夢があってもおかしくはないと思われます。

前世の記憶

これも、この言葉の通り、
「ある体験をきっかけに前世で体験したことを思い出したため、既視感を覚えた」というものです。
私たちは多くの場合、何度も異なる生を繰り返しているものですし、鮮明に前世の記憶を持っている方もいらっしゃいます。
その中で、似たような体験をしたことがある方も、少なくはないのかもしれませんね。

デジャヴが起きることの意味

今度は、少し別の視点から考えてみましょう。

デジャヴが起こる時、そこにはどんな意味、意図があるのでしょうか?

…と、話を降っておいて何ですが、これもまた、先ほどと同じようになってしまいます。
意味や意図は原因によって異なる、と言えるでしょう。
ただ、原因が予知夢、あるいは前世の記憶であるとするならば、意味は、その特定の出来事の中に隠されているはずです。

例えば、ある人がデジャヴを覚えたことをきっかけに前世を思い出し、それが人生の好転のヒントになったのであれば、
その人の魂や、あるいはハイヤーセルフなどの高次の存在が、その人自身の成長のためにデジャヴを引き起こしたことが考えられます。

その時その時の感覚を大切に

デジャヴは、原因も意味も実に様々に言われており、本当のところはよく分かっていない現象です。
デジャヴが起こったからといって、そのすべてを奇跡的なこと、すごいことだと思い込むと、思わぬ危険が及ぶ可能性もあるかもしれません。

また、実際に原因や意味はひとつだけでなく、複数存在する可能性も十分に考えられます。
そのため、「一概に断定はできない」ということを念頭に置いた上で、個々のケースを見ていく必要があるでしょう。

大切なのは、デジャヴが起こったということだけに注目するのではなく、その内容、出来事、経験にも注目することです。
その経験が選ばれたのには、何かしらの理由やサイン、そこに込められたメッセージがあるのかもしれません。
まずは、そのことを意識するだけでも、デジャヴの体験から得られるものがあるはずですよ!

地宮みさと(ちのみや みさと)

地宮みさと(ちのみや みさと)

自身の経験から「地に足のついた、日常に活かせるスピリチュアル」に関心を抱き、フリーライターと「自己ハンドリング型スピ アドバイザー」、2つの顔を持って活動中。チャネリングによるメッセージ伝達サービスを提供するなど、今も活動の場を広げている。