ママ友の不倫を知ってしまったら?

SNSやアプリなど、簡単に「出会い」が手に入るようになり、「婚外恋愛」のように不倫のスタイルも多様化しつつある今、そのメインストリームとなっているのは既婚女性だそう。ひと昔前までは、嫁だの母だのという括りに閉じ込められ、隙あらば「ババア」扱いされてきた彼女たちが、不倫で輝いています。多くの既婚女性と同じように、私にとっても「人妻がモテる」というのは、朗報以外の何者でもありません。ただ、実際に身近にいるママ友が不倫をしたとき、その反応は様々です。

ママ友の不倫「アンチ派」

ママ友の不倫を知った時、嫌悪感を抱いたり止めるように注意するアンチ派は、全体の約48%だそうです。その理由の多くが「良くないことだから」というもの。
「旦那さんや子どもが可哀想」
「あなたが幸せになれないわ」
こういう本人にしてみれば「ほっといてください」という理由から、
「そんな倫理感に欠けた人とは付き合いたくない」
「何かあった時に巻き込まれたくないから距離を置こう」
など、そもそも関係性が希薄気味なものまで様々です。
でも、アンチ心理には複雑な女心が潜んでいるものです。それは、本人の環境に大きく左右されます。

本妻の気持ちになっちゃう…

夫に「嫁・母」扱いされて、女として見てもらえなくなっても、夫を男性として愛し続けている女性もいます。中には、お互いに異性として愛情を注ぎあっている円満夫婦だっています。
恋愛意識が夫にだけ向かっているという女性には、不倫するママ友の気持ちはわかりっこありません。むしろ本妻の気持ちを想像して嫌悪感を抱くものです。
ママ友が嬉々として繰り広げる不倫トークの中では、本妻は邪魔者もしくは透明人間なのが常。
そ、それが、じ、自分だったら…!
「やめなよ!相手の奥さんのことも考えなよ(必死)」
となるはずです。

ぶっちゃけ羨ましい

不倫する理由って色々あると思うのですが、夫婦間は全く問題なかったのに、いきなり運命的な男性に遭遇して…という理由は圧倒的に少ないと思うんです。大概、何がしかの不満や問題を常習的に抱えていて、その解決方法のひとつとして不倫に至るのではないでしょうか。
夫に魅力を感じなくなっただの、女としてみてもらえないだの、優しくされたいだの、セックスレスだの。
…で、不倫?
つか、それ、私だってそうなんですけど!
なに恋愛しちゃってんの⁉︎(羨)
そんな既婚女性にとっては、
「やめなよ!くだらない!相手だって本気じゃないでしょ」
となりますよね。人間だもの。

痛い目にあった経験者だから

ドロ沼や修羅場、離婚だの慰謝料だの親権だの、挙句不倫相手に捨てられるだの、ノーマルな恋愛よりはるかにリスクが大きい不倫。実際に経験のある女性が発する
「不倫なんてするもんじゃないよ」は、
一番純粋で説得力のあるアンチ意見です。

 

ママ友の不倫「容認派」

ママ友の不倫を知っても、止めないという人は全体の31%だそうです。その多くは、自立した大人の判断として「まかせる」という意見。不倫は理性でするものじゃないので、冷静で正常な判断なんてできっこないんですが、
「だからこそ何言っても無駄。気がすむようにやりなよ(責任も含めて)」
というわけです。
中には、ちょっと違うパターンも存在します。

自分も不倫している

ママ友の不倫を最も共感できるのは、不倫しているママ友です。
「それ、わかるぅ〜」なのです。
自分の罪悪感の払拭も含めて、不倫者同士で軽いノリにしちゃおう!という傾向があります。

ネタとして面白い

「え〜、不倫〜?」と否定も肯定もしないけど、経過には関心を示すタイプです。反応が良く説教もしてこないので、話し相手として気が楽ですよね。でも、ネタとして面白がっているだけで、味方とは幸せを願うとか、そういう類の愛はありません。

 

すべての恋愛は他人事

ママ友の不倫を耳にしたときの反応って、自分の状況次第だと思うんです。今日はアンチでも、明日は肯定派になる可能性も十分あります。実際、人の不倫なんてその程度の他人事です。だから「私はこう対応する!」と決めたって仕方ない。もし、不倫ママ友のためにできることがあるのなら「責めないけど応援しない」ということくらいですよ、きっと。

豆川あんこ

豆川あんこ

広告代理店勤務を経てフリーのライターをしています。こじらせ気味な人生と、落ち着きのない恋愛経験を活かして、あるあるな記事を執筆しています。